ザトウムシに毒はあるか
結論から言うと、ザトウムシには人に害を及ぼすような毒はないとされています。
毒腺は無いとされている
クモの多くは獲物を弱らせるための毒腺を持っていますが、 ザトウムシにはこうした毒腺は無いとされています。
牙のような器官で咬みついて毒を注入する、という仕組み自体を持っていません。
では、あの臭いは何か
驚かせたり、つかんだりすると、 体の脇からにおいのある液を出すことがあります。
・これは「臭腺(しゅうせん)」から出す分泌液
・毒ではなく、外敵を遠ざけるための忌避物質とされている
・人の皮膚に触れても、腫れや痛みを起こすような報告は一般的ではない
「臭い=危険」ではありません。 においで敵をひるませて逃げる、という身の守り方です。
→ 詳しくは「ザトウムシは噛むか・刺すか」
似ているクモとの違い
毒を持つクモ(セアカゴケグモなど)と混同されることがありますが、 ザトウムシとクモは分類上も体のつくりも別物です。
→ 「ザトウムシはクモの仲間なのか」
まとめ
- ザトウムシに人体へ害を及ぼす毒は無いとされています
- 驚くと出す分泌液は毒ではなく忌避のための臭い
- 毒を持つクモとは分類も体のつくりも別物