ザトウムシは飼えるか──飼い方の基本

結論から言うと、ザトウムシは自宅で飼育できる生き物です。 ただし、他の昆虫やクモの飼育とは少し勝手が違う点があります。


用意するもの

・プラスチックケース(通気口があるもの)
・観察に使う程度の土や落ち葉、朽ち木のかけら
・霧吹き(湿度を保つため)
・エサ用の小さな昆虫や、加熱していない野菜くずなど

大きなケースは必要ありません。 1匹〜数匹なら、小型の飼育ケースで十分とされています。


湿度がいちばん大事

ザトウムシは生息地の条件で触れたとおり、 湿った環境を好む生き物です。

□ 土や落ち葉を軽く湿らせておく
□ ケース内が乾燥しすぎないよう、こまめに霧吹きをする
□ 逆に水浸しにもしない(過湿も避ける)

乾燥は、飼育でいちばん注意したい点とされています。


エサ

何を食べるかで触れたとおり、雑食性です。

・小さな昆虫(死んでいるものでも食べることがある)
・野菜くずなどの植物質
・与えすぎず、食べ残しはこまめに取り除く

エサの種類や量については個体差があり、 すべてのザトウムシに同じ方法が当てはまるとは限りません。


扱うときの注意

捕まえるときと同じく、脚を強くつかまないことが大切です。

→「捕まえ方」「足が取れる・自切する理由」も参考にしてください。

一度取れた脚は再生しないとされています。 観察が目的でも、できるだけストレスを与えない扱い方を心がけましょう。


長期飼育は難しいこともある

寿命は寿命は何年かでまとめているとおり、 種類によって差があります。

野生の生き物なので、飼育下でうまく育つとは限りません。 観察が終わったら、元の場所に戻すという選択肢も検討してください。


自由研究の題材にする場合

飼育しながら観察記録をつける、という進め方は 夏休みの自由研究にも向いています。

→ 詳しくは「自由研究──観察のまとめ方」


まとめ

  • ザトウムシは自宅で飼育できる生き物
  • 飼育でいちばん大事なのは湿度の管理
  • エサは雑食性。小さな昆虫や野菜くずなど
  • 脚を強くつかまない。一度取れた脚は再生しないとされる
  • 観察後は元の場所に戻す選択肢も検討する

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