ザトウムシの種類──日本にいる仲間たち
「ザトウムシ」は、1種類の生き物の名前ではありません。
ザトウムシ目(座頭虫目)というグループ全体をまとめて呼ぶときの名前で、 世界には数千種、日本にも多くの種類がいるとされています。
「ザトウムシ」はグループの名前
チョウ・ガ … 「チョウ目」というグループの中に多数の種がいる
ザトウムシ … 同じように「ザトウムシ目」というグループの総称
普段「ザトウムシ」と呼んでいるのは、その中の代表的な数種を 指していることが多く、正確に見分けるには専門的な観察が必要です。
見た目で分かれるタイプ
厳密な分類は種によって細かく分かれますが、 見た目のうえでは大きく次のような違いがあります。
・脚の長さ … 非常に長いタイプと、比較的短いタイプがいる
・体の色 … 茶色っぽいものが多いが、種によって濃淡がある
・体の大きさ … 数ミリ程度のものが中心
家や庭でよく見かけるのは、脚が長く、 体が小さいアカサビザトウムシやザトウムシ科の仲間が多いとされています。
クモとの見分けの手がかりにはならない
種類が違っても、「クモではなくザトウムシの仲間である」という 基本的な特徴(体が丸くひとまとまりに見える・糸を出さない)は共通しています。
→ 詳しくは「ザトウムシはクモの仲間なのか」
まとめ
- ザトウムシは1種類ではなく、ザトウムシ目という大きなグループの総称
- 日本にも多くの種類がいるとされ、脚の長さや体の色に違いがある
- 種類が違っても、クモとは別の仲間であるという点は共通している