物置・軒下でザトウムシが大量発生して困ったとき
物置の扉を開けたら、軒下を見上げたら、 壁いっぱいにザトウムシがかたまっている。
驚いて調べに来た方も多いと思います。ここではその状況にどう対応すればいいかをまとめます。
なぜ大量にいるのか
ザトウムシは、種類や時期によって集団でかたまる習性があるとされています。
・湿気があり、外敵から見つかりにくい隙間に集まる
・秋から冬にかけて、まとまっている様子が見られることが多い
・繁殖や越冬に関わる行動の一つとされている
これは異常発生ではなく、この生き物にとって自然な行動とされています。 大量にいること自体が「何かがおかしい」というサインではありません。
実害があるかどうかを確認する
驚いた勢いで駆除を考える前に、次を確認してください。
□ 家具や食品が食い荒らされていないか → 一般的には想定されていない害
□ 刺された・噛まれたという実害があるか → 報告はほとんど無い
□ 単に「見た目が苦手」なだけではないか
実害が確認できないのであれば、 無理に駆除せず、見ないようにする・立ち入りを減らすだけでも対応になります。
それでも減らしたい場合
見た目だけでもどうにかしたい、という気持ちは自然です。 その場合は、次のような発生源対策が効果的とされています。
① 物置・軒下の湿気を減らす(換気・除湿)
② 隙間をふさぎ、集まりやすい場所を減らす
③ 周囲の落ち葉・資材を片付け、隠れ場所を減らす
④ 集団を1か所ずつ、コップや紙で外へ移す
1匹ずつ追い出す方法は「追い出し方・逃がし方」で 詳しく説明しています。
業者に相談すべきか
このサイトでは、ザトウムシを理由に害虫駆除業者を呼ぶことを積極的には勧めていません。
理由は次のとおりです。
・毒性・実害の報告がほとんど無いとされていること
・益虫寄りとして紹介されることが多いこと
・自分で対応できる範囲の生き物であること
ただし、ザトウムシ以外の害虫(シロアリ・ハチなど)が 同時に見つかった場合は、そちらについては専門家に相談する価値があります。 「大量のザトウムシ」だけを理由に判断しないよう注意してください。
毎年同じ場所に出る場合
同じ物置・軒下に毎年集まるという場合は、 その場所の湿気・隙間の条件が変わっていない可能性が高いです。
→「追い出し方・逃がし方」の発生源対策を、 シーズン前に一通り行っておくと、翌年の負担が減ることがあります。
まとめ
- 大量に集まるのは多くの場合、自然な習性とされ、異常発生ではない
- まず実害があるかどうかを確認する
- 実害が無ければ、無理に駆除せず見ない・立ち入らない対応でも十分
- どうしても減らしたい場合は湿気・隙間・隠れ場所の対策が効果的とされる
- ザトウムシ以外の害虫が同時に見つかった場合は、そちらは専門家に相談を検討する